ルールが1年ごとに変わる国
私:なんで、誰もしっかりルールを知らないんだ?
ロシアに住み始めてから、誰にに何かを質問しても
みんな口をそろえて
ロシア人:Я не знаю.
つまり、「わからない」と言います。
ロシアに来た当初、「何で知らないんだ?自分の国なのに」
と彼らのその無関心さ(だと思っていました)にモヤモヤしていた私でしたが、
最近分かるようになってきました。
そりゃ、毎年ころころ国の法律が変わってりゃ、誰も把握できないし、
把握したって翌年に変わるんだから、誰も新しく覚えたくないわな(笑)
だから、基本的に誰かに聞いて情報を集めるよりも、
例えば、ビザの申請に関してだったら、移民局へ直接行くほうが早い。
特に、移民局は電話にも出てくれないので(笑)
日本だったら電話1本で済むし、すぐに明確な回答がもらえる。
この国じゃ、まだそれは望めません。
もちろん改善はしてるし、どんどん発展してますが・・・まだまだ日本には及びません。
だから、移民局で働いている友人がいれば、話は早い。
ロシアはコネ社会って言われているけど、
確かに、友人がいればすぐに正確な情報がキャッチできるし、
とんとん拍子にことが運ぶことが多い。
そういえば、最近移民局のサイトでВНЖ(永住権)に関する情報を集めていたときのこと。
永住権のくせに5年後とに更新すること、
更新のたびに「Комплексный экзамен по русскому языку как иностранному,
истории России и основам законодательства РФ」
(ロシア語、ロシアの歴史、そしてロシアの法律)
を受けなければいけないことは、去年РВП取得で情報を集めていました。
私が去年受けたときは試験費用が5300ルーブル。
合格点に満たなければ、満たなかった科目だけ追加料金を払って再試。
ここまでは全部既知事項。
ただ、ずっと引っかかっていたのは、
「死ぬまでビザ更新のときに(5年ごとに)試験受けるのか?」
ということ。
んで、見つけました。
「男女共に60歳以上の人は受ける必要がない」
そうです。
「あぁ、60歳までか・・・よかった。」
と思った人、それは甘いです。
ロシア人の平均寿命は短い。
女性でこそ今では70歳を超えているが、男性はまだまだ60歳ほど。
外国人だって、旧ソ連圏の人が多いはずなので、
平均寿命はロシア人とあまり変わらないでしょう。
つまり、ほぼ一生ってことですね(苦笑)
私が31歳なので、60歳まで5年後とに受けるとしたら、
あと5~6回受ける計算になります。
「面倒だなぁ・・・」
と思いながら読みすすめると・・・
ナゾの1文を発見。
документ об образовании и (или) о квалификации, выданный лицам, успешно прошедшим государственную итоговую аттестацию на территории Российской Федерации с 1 сентября 1991 г.
(興味がある人はこちらへ)
すっごく簡単に要約すると
「1991年9月1日以降にロシア連邦国内で何らかの教育を受けて資格をもらった人」は
試験を受けなくていいそうです。
大分おおざっぱすぎで、具体的な資格が何なのかが分からない。
これ、すっごくロシア的ですね。
早速アレクセイが移民局へ行って確認したところ、
「専門大学」か「大学」を卒業して、ディプロムをもらった人だそうです。
つまり、私が大学院卒業したら、
この面倒な束縛から逃れられるのか!?
ただ、移民局の人から一言。
移民局:どうせ、毎年法律変わってるんだから、あんまり期待しないほうが良いわよ。
とバッサリ。
ロシアなんて、大嫌いだー!( ノД`)
では、今日はこの辺で
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