04
2017

パブロフ博物館①-パブロフの生家

リャザンといえば、20世紀の偉大な詩人エセーニンと犬の実験で知られる生理学者のパブロフの故郷として有名ですね。

リャザンに日本人がくると、必ず訪れるのが
エセーニンの生家があるコンスタンチーノヴァ村と
リャザン市の中心にあるパブロフの生家です。

学生たちはみんな首をかしげながら
『なんでパブロフ博物館に行きたいんですか?面白いんですか?』
と聞いてきます。


教科書に載ってるほど有名な科学者の生家・・・行かないわけないでしょう!
と私は思いますが、リャザンっ子にはあまり興味がないようです


ということで、本日は、
パブロフ博物館をご紹介します。


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↑Мемориальный музей-усадьба академика И.П. Павлова
(パブロフ博物館入り口)


パブロフ博物館は、リャザンのクレムリンから徒歩30分ほどのところにあります。





パブロフ博物館は2つの建物からなっています。
1つはパブロフが家族と住んでいた家、そして、
もう1つはパブロフの実験に関する資料が展示されているДом науки(科学の家)と呼ばれる建物です。


今日は、パブロフの生家をご紹介します。


まず、パブロフですが、
本名はイワン・ペトローヴィチ・パブロフといいます。
帝政ロシア・ソビエト連邦の生理学者です。

1904年10日に消化生理に関する研究でノーベル賞を受賞した初めてのロシア人で、
犬を使った実験で有名ですね。

では、写真を見ながら、
パブロフの生家を見ていきましょう


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↑パブロフ博物館の庭


パブロフの生家に入ると、まず目に入ってくるのが、
家族の写真です。


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↑家族の写真(下の真ん中に写っているのがパブロフです。)


パブロフは1849年9月14日、リャザンに生まれました。
牧師の長男として生まれ、弟が3人、妹が1人いました。
実際は10人兄弟だったのですが、5人は子供のときに亡くなっています。

残った5人の兄弟のうち、イワン・パブロフを含む3人は研究者になりました。

さて、パブロフの生家は2階建てです。
1階は書斎、リビングルーム、ダイニングルーム、キッチンと
パブロフのお母さん、バルバラの部屋があります。

2階は子供たちの部屋です。


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↑Кабинет Петра Дмитриевича Павлова
(パブロフのお父さん、ピョートルの書斎)

ここは、パブロフのお父さん、ピョートルが使っていた書斎です。
本棚にはたくさんの本がありますが、ピョートルは、よく本棚の鍵を開けて、
こどもたちに本を読ませてあげたとか。



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↑Комната Варвары Ивановны
(パブロフのお母さん、バルバラの部屋)

ここは、パブロフのお母さん、バルバラの部屋です。
赤ちゃんのゆりかご、ミシンなどがあります。


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↑Гостиная
(リビングルーム)


ここで、子供たちは読書をしたり、
お母さんが弾くピアノに合わせて歌を歌ったりしたそうです。

リビングの隣ははダイニングがあります。

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↑Столовая
(ダイニングルーム)


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↑洗面器です。

上が開くようになってるので、そこに水をためておいて、
必要なときに蛇口をひねって使っていました。
下にバケツがあるので、使った水はそこにためられ、
いっぱいになったら捨てていました。

かなり手動ですね。


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↑Русская кухня
(キッチン)


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↑ペーチカもあります。


では、次に2階です。
2階は子供たちの部屋となっています。



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↑Комната Дмитрия Павлова
(パブロフの弟、ドミトリーの部屋)

ドミトリーは化学者でした。


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↑Комната Лидии Петровны
(パブロフの妹、リディアの部屋)


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Комната Петра Павлова
(パブロフの弟、ピョートルの部屋)

ピョートルは動物学の専門家でした。
また、銃猟が趣味で、部屋にはピョートルが実際の猟で捕った動物の剥製が展示されています。

ピョートルは24歳の若さで亡くなりました。

ある冬の日、兄弟4人が銃猟から帰る途中、乗っていたソリがあやまって穴に落ちてしまいました。

4人のうち3人は無事に登れましたが、当時13歳だったセルゲイは自力で登ることができませんでした。
そこで、ピョートルは弟を引っ張り上げるために、猟銃を伸ばしました。

しかし、セルゲイがこれを掴んだとき、誤って引き金を引いてしまい、
弾丸がピョートルのおなかに命中してしまいました。

そして、しばらくして、ピョートルは息を引き取りました。


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↑Комната Ивана Павлова
(イワン・パブロフの部屋)


机の上には、彼が愛読したロシア人の作家Лермонтов と
Крыловの本が置いてあります。


イワン・パヴロフは昆虫採集が趣味だったので、
部屋には昆虫の標本があります↓

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いかがでしたでしょうか?


パブロフの生家・・・ものすごく豪華ですよね。
特に、エセーニンの生家と比べたら。

家は広々としてるし、
子供たちはそれぞれ自分の部屋があるし。

中に展示してあるものは、
当時使われていたものがほとんどなので、見る価値です。


当時の生活の様子が手に取るようにわかるので、
別にガイドさんなくても十分だと思います。


では、明日は科学の家をご紹介したいと思います。


では、今日はこの辺で
Пока пока



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